避妊対策に低用量ピル

低用量ピルの種類

低用量ピルの種類

ピルの用語について

ピルはもともと「薬」という意味になりますが、「the pill(あの薬)」で経口(飲み薬)の避妊薬になります。また英語では、「Oral Contraceptives」となり、これを略して「OC」とも呼びます。OCは低用量のピルを現し、中用量以上のものはOCと呼ぶことはないそうです。

低用量ピル~中・高用量ピル

低用量ピル~中・高用量ピル

「副作用が強すぎる」というイメージを持つ女性の人は多いと思います。また、ピルの歴史も、「いかに副作用を抑えるか」というものでした。もっとも古いものは1960年に誕生したと言われている高用量ピル「エナビット10」になります。

高い用量のピルは副作用の強さが問題視され、13年後の1973年に副作用を減らした低用量ピルが誕生しました。ちなみに、この認可申請から異例の長期間の審査を経た1999年に、日本では認可がおりています。また最近になってからは、30μg未満の超低用量ピルというのも誕生しています。

卵胞ホルモンの用量、
高用量…50μg(μg)以上
中用量…50μg未満
低用量…30〜40μg(日本での認可された用量)

黄体ホルモンの種類による分類

ピルにはもう1つ「黄体ホルモン」というものが含まれており、2種類の女性ホルモンを使って作られています。
それらは開発された順番で分けられており、

・第一世代…エナビット10などの高用量のピル
・第二世代…副作用を減らすことに成功した画期的な薬として誕生しましたが、「男性化症状」が問題視されていました。
・第三世代…もっとも副作用が少ないものの「血栓症」を起こすリスクが高い。
となっています。

飲み方による分類

飲み方による分類

また、飲み方によっても分けられています。
・一相性…マーベロン/オーソM
・二相性…エリオット
・三相性…トリキュラー/リビアン

ダイアン35の配合有用成分は、「酢酸シプロテロン(2mg)」と「エチニルエストラジオール(0.035mg)」です。この有用成分の作用により排卵を停止させて妊娠の予防を行います。ほかの低容量ピルに比べると男性ホルモンの働きを抑制する作用が強いため、効果としては避妊のみならず、ニキビの改善、多毛の改善、バストアップ、アンチエイジング、更年期障害の軽減など女性にとってうれしい副効果を得ることも可能です。中でもニキビの治療には高い治療効果があることが証明されています。

ピルは基本の服用を1ヶ月21錠としており、一相性はすべての錠剤に入っている用量に変化はありません。一方で二相性や三相性は、錠剤ごとで用量が異なるので飲み間違えてしまうと「避妊効果を失う」というリスクもありますが、女性の自然なホルモン分泌に近づけることが出来るので副作用は少なめとなります。また28錠というのもあり、増えた7錠は飲み忘れを防止するための偽薬となっています。